いきなり写真ですみません。
今回は30年の年月納屋で眠り続けていたフェアレディZの買取りです。このフェアレディZはオーナーがいつか乗ろうと家の納屋で保管していた車両で、外装の程度はとても綺麗でした。
既に私が剥がしてしまったのですが、この上に更にシートが掛けてありましたので塗装の状態もかなりいいです。
こんな感じの倉庫に入っていたんですが、なんとこの倉庫は私の毎日の通勤途中にあるんですね。普段は扉が閉まっていたんで全く気づきませんでした。私は仕事柄普段から動いていなさそうな車両はすぐ目に止まるんですが、流石に見えなければどんなに近くにいても気づきません・・・。当然か・・・。
当然エンジンは掛かりませんし、社内はカビだらけ。おまけにどこから侵入するのか車内はネズミの糞が沢山ありました。
昭和62年式 PGZ31 オートマチック
綺麗であれば確かに価値のある車両ですが、エンジン不動30年間不動の状態ではその辺の中古車買取り業者は値段をつけることができません。と言うか、引き取りに来ることすら出来ません。しかし、廃車のアクセルは中古部品、輸出等の動かなくても値段が付く市場をもっているので買取りが可能です。今回の買取り価格もお客様から「そんなにつくの?」っと言ってもらってうれしかったです。
っと言う訳で引き取り作業に入ります。
不動車の引き取りで以外と重要なのはタイヤの空気です。空気圧がある程度ないと、引っ張るのも余計な力が必要ですし、ホイールを傷つけてしまう可能性もあります。因みいこの純正ホイールも希少な物です。
まずは道路まで引っ張り出します。
キャリアカーが真っすぐに近い状態で前につける事が出来れば、いきなりキャリアカーのウィンチで引き上げ出来ますが、ここの前はスペースがなく別の車両で引っ張ってからの作業になります。
こんな感じで。
カビとネズミの糞だらけのフェアレディZに勇敢に乗り込んでいるのは当社従業員の清水です。流石!
この位置まで引きだしたらあとはキャリアカーのウィンチで引くだけです。
この方法であれば前の道を塞ぐことなく作業が出来ますので、施主さまが近隣から苦情を言われる事もないと思います。
ここまで載ればほぼ完了です!
ちなみにこの作業員も清水です。真っすぐ乗るか何度も乗り降りして確認しています。
無事積載完了です。ここまでで作業時間20分程度です。
私はお客様と話しをしたり、写真を撮っていただけですので優秀な従業員に感謝です。
今回の引き取り投稿はここまでですが、実際このブログを読んでくださっている方が気のなるのはこの車両がこのあとどうなるかではないでしょうか?
そちらもまた投稿させていただきます。