660ccの軽トラックは日本の文化。そんな軽トラックが海外で大人気。その中でも一番人気のスズキ「キャリー」についての特集です。
スズキのキャリーが外国に輸出されている事は車業界の人間なら誰でも言わずと知れた事実。そんなキャリーの輸出と型について解説していきます。
海外人気 No1!!
キャリー DD51T型
この型は「デーデーゴーイチ」と呼ばれ海外では一番人気の型です。古い型なのでアナログで修理がしやすい為人気です。今の車とは違い、インジェクションではなくキャブレターがであることも人気秘訣でしょう。DD51T型はヘッドライトが丸目、四角目、ミッションが4速、5速とありそれぞれ人気が違います。東南アジアへ旅行に行くとこの型のキャリーが沢山走っています。この型のキャリーが東南アジアの商業を支えていると言っても過言ではありません。
人気No2!
キャリー DA63T型
この型になると日本でもまだまだ走っているのを多く見かけると思います。このDA63T型は走行距離が少ない車両は日本でも中古車相場がまだまだ残っています。(2024年5月現在)その為、海外に輸出されるのは過走行車、故障車、事故車などが海外に輸出されています。DD51T型は殆どの車両にエアコンの装備がないのに比べ、このDA63T型はエアコンの装備がある車両が多い為、一年中暑い日が続く東南アジアではエアコン付きの車両が人気となっています。
人気No3
DB52T 又は DA62T
この型は先ほど紹介したDD51T型とDA63T型の中間に販売されてた型です。この型は他の型に比べてボディー、フレーム共に錆びに弱く強度の問題で日本、海外共に人気がありません。しかし、スズキのキャリーのネームブランドを持っている為、需要がないわけではありません。写真は荷台がダンプになっています。
この他の型のキャリーも輸出になりますが、今海外で最も人気なのはこの3車種です。廃車のアクセルでは自社のヤードから直接海外に車を輸出しています。